調和という言葉。
必ずしも同じ性質のものが生み出すものでなく
多くはプラスとマイナスのように
相反するものから生まれるもの。
そこから生まれるパワーは時には人を幸福にし、
時には破滅へと向かわせる。
どちらに転ぶかは中々判断出来ないものだ。
そのイニシアチブをどちらが握るかで全ては決まり
そこに信頼が生み出されると物事はうまくいく。
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パット・ベネター「プレシャス・タイム」
女性ボーカルと聞くとジャニスよりも先にパットベネターがうかぶ。
どちらもパワフルな点では共通するが、二人が持つ暖かさが違うように思う。
ジャニスはどちらかというと大阪のおばちゃんの暖かさ?をイメージするし、
パット・ベネターの場合はもっと力強い暖かさを感じる。
どちらもいいものだが、自分には後者のほうが合う。
このアルバム、高校生時分から聞き続けているが、未だに飽きない。
パットのボーカルももちろんだが、アルバムとしての完成度
曲の出来の良さ、アレンジの素晴らしさ。
そしてなんといってもパットの夫兼ギタリストでもあるニール・ジェラルドのプレイの素晴らしさ。
明らかにジェフベックに多大な影響を受けたであろうそのスタイルは見事の一言につきる。
未だに1曲目のギターソロを聞くと鳥肌ビンビン。
30年近くも経つのに音楽って本当に不思議だ。これぞまさしく調和のパワーか。。。
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