どうしてもあの曲が、あの音が聞きたい・・・
そんな衝動にかられる時がよくある。
実家に帰れば数百枚はあるレコードの中から
それを見つけ出すのは容易なのだが
いかんせんレコードだけに聞く道具がない。
引越しをする時にオーディオも全部運んだが
すでにカラテアたちの下敷きとなっており、
聞く準備だけで疲れそうで諦める。
しかし、どうしても聞きたい欲望は収まらず
結局手っ取り早くCDのベスト盤を買う羽目になる。
たった1曲や一瞬の音を聞きたいがために同じものを買いあさる。
そんな時がずっと続いている。あ~もったいない。
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イーグルス「グレイテスト・ヒッツ2」
言わずと知れたホテル・カルフォルニアバンド?イーグルスのベスト。
なんとなくホテル・カルフォルニアを入れればベストなのか!という気はするが、
どうしても「I CAN'T TELL YOU WHY」(邦題:言い出せなくて)と
Joe Walshのチョーキングが聞きたくて買ってしまった。
「ホテル・カルフォルニア」は中学生時代に連れと一緒にコピーしたが、
Joe Walshのパートはどうしてもそれらしくならなかった。
今から思えばギターを始めたばっかりの中学生にそう簡単にコピー出来るかい!
そんな声が聞こえそうな、それほどに強烈なチョーキングとヴィブラートなのだ。
ギターを始めて10年近くたって確信したのだが、
チョーキングヴィブラートとリズムに秀でたギタリストは必ず大成する。
若い時の自分には見事にどちらもが欠けていたと今頃になって悔やむ。
ただどちらも天性に授かるようなものなので、最初から向いていなかったのだが・・・。
そんなことを「言い出せなくて」・・・と運命は語る。うっ、ちょっと臭かったな(^_^;)
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