最近よく音楽の世界で「トリビュート」だとか
COVER曲というのを耳にする。
ご存知のとおり昔の名曲というようなものを
加工して再度世の中に送り出す、つまり二次加工だ。
これはある意味いとも簡単に一定以上の水準を
越えた音楽を作り出すのにはもってこいなのだが
残念ながら最近出てくるもの、特にcover曲と
言われるものにはロクなものがないのが現実である。
では何故そのようなことになるのか?・・・・・。
答えは簡単である。二次加工と思いきや実は三次加工、四次加工であり
鮮度感?オリジナリティ?といったものが欠落しているからである。
現在多く出回るCOVER曲というものの原曲はその前になんかしらの曲から
インスピレーションを受けたものであり、すでに二次加工されたものだからだ。
ただこれは何もCOVER曲だけに限らず、現在の音楽全てに言えることでもある。
もう二度と70年代や80年代に出たような名曲にはお目にかからないだろう。
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北島健二「反逆のギター戦士」
和製ギタリストでCharと並んで崇拝してやまないギタリストのソロアルバム。
もうすでに30年近く前のアルバムになるが、未だに聞き続けている。
内容はまさにZEPの曲をジェフ・ベックが弾いた・・・そんな感じの印象かな?
発売当時は高校生だったこともあり、やや地味な印象を受けたものだが、
今となっては色々と曲に隠されたカラクリ?もわかりすごく楽しめる。
そして織田哲郎の声に出会ったアルバムでもある。
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