誰でもわかる表現、 ストレートな表現
というものはどうも好きじゃない。
やはり霊長類の最高峰?として生きるからには
大いに考えるべきだし、悩むべきだと思う。
ただ、変化球にも「粋」なものと
そうじゃないもの、つまり「ダサい」ものがある。
変化球もダサくなるとただの暴投だし、
なんの威力もなけりゃ魅力もない。
その辺りをうまく表現する人は
本当に心の底から素敵だと思う。
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織田哲郎 「ナイト・ウェイブ」
なぜ英語だと「ウェイブス」なのに邦題はウェイブなのか。。。ま、いいか。
このアルバムの俺的な印象は「おしゃれ」。全てに素敵なアルバムだと思う。
特に織田さんのアルバムの中でも群を抜いて素敵な言葉が多く・・・
というと軟派な印象を与えるかもしんないけど、決して「好きだよ~」とか「愛してる~」とか
そんなつまらないありきたりな表現はなくて、そこにあるのは「拒絶の微笑み」だとか、
「幾何学模様に切り取った街の風景・・・」とか、そんな素敵な言葉遊びが散りばめられている。
そして、肝心のサウンドの方も痒いところを知り尽くした面子だからこそ出来る
計算された非の打ち所のない「おしゃれ」なものだ。
その中でうまく調和しながらも無意識にそれを良い意味で崩そうとする北島健二のプレイが◎。
やっぱりペイジ&プラントじゃないけど、織田&北島は一緒にやるべきだよ。
ところで、話は全然違うけど、樋口可南子が校長先生だったとは・・・・・・
なんか、シチュエーションを考えた人はすごく「おしゃれ」だなぁと思う。
そして俺も犬になりたいかな?(^^)
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